文化情報工学科学生ページ／学生の声

文化情報工学科での学びや学生生活を、より身近に感じていただくために、3名の学生にインタビューを行いました。
実際の時間割や授業の様子、日々の過ごし方を紹介しています。
気になる授業名をクリックすると、講義の内容や学生のコメントもご覧いただけます。

Index

1年生の前期時間割例

必修授業

共創工学部1年生の必修科目です。2回の授業を一セットとし、それぞれ2名の教員が、自分の研究について解説し、その後学生からのコメントを交えながら討論を行います。
授業を通して、共創工学部の基本理念や学際的な協働について理解を深めることを目標としています。

各回1名の教員が、それぞれの研究分野について概説します。文化情報工学の入門として、人文学とデータサイエンス、工学知が協働する学問分野の目指す場所や方法、研究例を学びます。課題を通して学生自身も研究例を調査をすることで、より理解を深めていきます。

選択必修/選択授業

データサイエンスや情報工学を扱う上で基礎となる、微分・積分について学びます。基礎から扱うため、数Ⅲを履修していない学生でも受講できます。

西洋美術史、東洋美術史の概観を、それぞれ7回の授業を通して学びます。歴史だけではなく、技法や逸話などにも触れることができます。
課題の一環で美術館に赴いたのですが、絵画の見方が変わったという実感がありました

1年生後期の時間割例

必修授業

文化情報工学科の主軸となるデータサイエンスの基礎を「R」という統計ソフトを用いて学びます。
講義では、まずその授業回で扱う手法について数学的な面から理解を深め、その後学んだことを基に演習を行うことで応用力を養います。

私たちの生活を支えるインターネットの仕組みやWebの基礎技術を学び、ビジネス・社会での活用方法、セキュリティや倫理への理解を深めます。Webページ作成やオープンデータ探索などの実践を通して応用力を養います。

選択必修/選択授業

コンピュータシステムの基礎知識と、実社会での役割について学びます。コンピュータの原理について多角的な視点から論じ、近年成長しているコンピュータ技術、さらにコンピュータに関係する職種について概観を学びます。

確率論の基本的な概念と理念を学びます。具体的には、事象と確率の定義から確率変数や分布関数、期待値、さらに中心極限定理といったトピックを、情報科学や工学への応用例と結びつけながら重点的に学んでいきます。

2年生の前期時間割例

必修授業

データサイエンス(基礎)に引き続き、発展的な内容を学習します。中級では、主に、そのままでは可視化することが難しい多次元データを対象とした分析手法を学んでいきます。分析目的に応じて適切な分析手法を選択し、実践できるようになることが目的です。

イノベーションの形態として注目されている、デザイン思考とロジックモデルについて、体系的に学び、実践します。学んだことを実際に学内の生協と食堂で生かすことで、体験として学びを定着させることができます。

選択必修/選択授業

私たちの生活を支えているコンピュータの仕組みについて、主にハードウェアの観点から学習します。コンピュータが動作する仕組みに始まり、命令パイプラインや性能モデル、メモリとキャッシュなどについて学びます。

学芸員の資格取得に必要な科目です。実際に学芸員をされている方にお話を伺いながら、博物館資料の収集、整理保管や修復など、資料に関する基本的な知識を身に着けることを通して「資料保存」について学びます。